活動紹介 >> FIGU特別公報 >> 『FIGU特別公報』第13号(速報版)
戦争、テロ、EU、経済、家族などに関する質問に対する回答
第355回会見記(2004年4月2日金曜日)からの抜粋
第225回会見記(1988年12月31日土曜日)からの抜粋(1)
第225回会見記(1988年12月31日土曜日)からの抜粋(2)
世界大戦 − 世界劫火
戦争、テロ、EU、経済、家族などに関する質問に対する回答
今日、至るところで起きているありとあらゆる騒動によって多くの人間が極めて不安定な状態にあるだけでなく、非常な不安にさいなまれている。それと言うのも、気違いじみた妄想に取り付かれた愚かな国家権力者たちが独善的で無責任でテロ行為的な戦争を始め、殺戮や破壊を行わせ、その狂気の中で自らを「神」の代理人として錯覚しているからである。国の大義や組織化されたテロリズムがますます極端になり、あらゆる安全が次々と消え失せていく。何百万という人間が失業して福祉局の世話になっている。つまり、まだ仕事に就き、税金を納めている人々の負担で生活しているのである。他の多くの人間は、最低限の生存条件のもとで極めて貧しい生活を送り、また別の者はその悲惨さのにおいて自ら命を断つか、家族を皆殺しにすることによってしか、その困窮を抜け出す術を知らない。不法者や犯罪者となり、泥棒、押し込み、ペテン師、嘘つき、詐欺師、銀行強盗や郵便局強盗になり、別の者は辻強盗となり、商店を略奪したり、同胞を殺害したりして、金や所有物や財産を奪い取る者もいる。保険金詐欺も目立ち、自己傷害であろうと、病気や廃疾を偽装したり、価値のない車を衝突させてめちゃくちゃに壊したり、故意に自分の家に火を付けたりする。可能な犯罪や詐欺や不法行為の形態はあまりに多いので、ほとんど概観できないほどである。私自身こうしたすべてのことについて考えを巡らすとき、こう自問せざるを得ない。「我々の世界、そして人類はいったいどうなってしまったのだろう」と。
私が行く先々で、あるいは電話で繰り返し受ける質問は、政治、軍事、経済、宗教および教派に関する世界情勢は今後どうなるかというものである。また、犯罪に関連して生じることや、家庭生活および子供の教育などの一般的動向が今後どのようになるかということについても、繰り返し質問される。また、多くのスイス人の男女が関心を持っているのは、スイスがこの先どうなるか、なぜ連邦内閣閣僚、全州会議、国民議会、州議会だけでなく、財界のボスや一般市民までもが熱狂的なEU賛同者となり、スイスおよびスイス国民を、欧州連合に安売りしてはならないということを認識も理解もしないのか、ということである。欧州連合とは、独裁制以外の何物でもない。それゆえ、もしEUに加盟したら、スイスとスイス国民は自由と平穏と平和の多くを、さらには中立や連邦憲法などに基づく多くの価値ある長所を失うであろう。
私に寄せられる質問を全部読むと、スイスには政府の最高位から端役まで全く無責任な人間が居座ってはいるが、責任感のある人間もいることがよくわかる。だが、あいにく彼らは少数派である。その彼らも強い責任感を抱いている時間は残念ながら限られていることが多く、任期中に責任を担う気概を次第に失ってしまう。なぜなら、安易に無責任な人間に迎合して言いなりになり、その前に縮こまるからである。実に残念なことだ。こうして国と国民に対する裏切りは最終的に悲しむべき方向に向かって進み、スイスとスイス国民は愚かで無責任な人間の意志により、欧州連合の奴隷に成り下がるのである。いったんそうなれば、遅かれ早かれスイスとスイス国民が自らの主権を失い、ブリュッセルのEU宗主権に屈服し、それによってとんでもない隷属状態に投げ入れられるときがくる。EU加盟という原因が、主権喪失と欧州連合の宗主権への従属という結果を引き起こすのは時間の問題にすぎないということは、現在すでに因果律によって決まっているのである。
人類の歴史が証明するように、世界と人類に繰り返し災厄をもたらすのは、いつの時代も国家権力者とその愚かで未熟な信奉者、その他の賛同者であった。古代ではチンギス・ハーン、アッチラ、十字軍、狂った王や皇帝、カトリック教会や一部の法皇とその宗教裁判、ローマ人、バイキング、ガリア人、近代ではたとえばヒットラーやスターリンやその他の狂人であったとするなら、今日誤まった行動をして、自分の国を裏切って他国に売り渡し、国民を欺き、独善的な決定を下すのは、多くの国家権力者と下級政治家、および彼らの手先と熱狂的な同調者である。彼らはそのようにできるように、国民が苦労して納めた税金を使って、自分たちの未熟で危険な、しかも国と国民に対して無責任な思いつきや企てのために宣伝を行い、破廉恥にも当の国民を味方につけようとするのである。この場合、犯罪的にも戦争を扇動するか、無責任にもEU加盟を実現するか、無意味な法律や法規を制定するか、責任感のある人間を訴追して、彼らが真実を述べると不当にも処罰させるか、莫大な借金をして、その中で国家が溺れてくたばるかの違いは重要ではない。だが、この場合、借金をするのは国民によって選ばれ、侵すことのできないほど高い地位にいる者たちである。と言うのも、彼らは政治的不可侵特権を持っているために、釈明を求められないからである。反対に、収入に事欠き、巨額の国税に匹敵する法外な賃金を稼ぐことのできない一般市民が同じことをしたならば、自己資金から支払うよう命じられ、場合によっては禁治産者として扱われ、さらには市民権まで奪われてしまう。国家の借金屋がこのようにしでかすように、多くの企業や企業グループの経営者および管理委員会も同じようにする。彼らは賃金だけでなく、何百万という退職一時金まで帳消しにしてしまう。しかも、企業や企業グループを完全に破産させ、打ちのめしたのは彼ら自身なのである。国家の借金屋と同様、これらの男や女も法の網をすりぬけては身をよじらせて笑い、自分に金銭を提供して無一文となるすべての人間の愚昧さをひそかにほくそ笑むのである。これら罪ある者たちは自分たちがだまし取った何百万という金を隠匿し、それを湯水のように浴びて、自分がくすめたものを弁済する必要もなければ、経営の私物化や多額の詐取などのために釈明を求められることもないことを喜ぶのである。
今日、莫大な借金を背負っていないような国家は、世界中にほとんど存在しない。アメリカ合衆国もドイツも何兆という借金を抱えている。他の国々でも借金の額は何千億という額に達しており、これにはスイスも含まれる。これらの国々では常に緊縮財政が口に出されるが、その実借金の額は増え続け、市民のポケットからますます多くの税金が盗み取られている。スイス国立銀行は相当な量の金塊を持っているが、これは危機的状況においてスイスを水面上に保てるようにするために必要な貯金である。だが、これについて決定権のある抜け目ない連中は何をしているだろうか。実際彼らは、金の山をいつ、どのように、また何のために安く投げ売りし、そうして得た金をどうするかを巡り争っているのだ。このナンセンスを完全にやめさせて、金塊を非常時のために取っておくという理性を十分備えた知性的人間は、残念ながら現れなかった。ここでもどうやら責任ある立場の人間の鼻はつまっているようだ。と言うのも彼らには金塊を売って手に入れられるスイスフランしか見えず、それ以外の臭いは嗅ぎ分けられないからである。だが無責任な人間は現実を気にかけず、将来の展望、経験や知恵について何も知らない。だが、もともと理性とそのために必要な責任感が欠けているのであれば、それもしかたがないと言うものだ。
スイスが高債務国だということも、この国にとって大きな害悪をなしている。そのためにスイス人が高い生活水準を維持しようとしても、すべてのものが高価でますます手が届かなくなる一方である。これはすべての消費財、傷害保険や健康保険の保険料、食糧品、人員や貨物の輸送コストなどにも言える。それに対して何か手を打とうという責任者は一人もいない。それどころか、現実的な解決を探り、実行に移してすべてを好転させる代わりに、国民に新たな税金や保険料を課す方策ばかりを血眼になって探しているのだ。他の国々ができることなら、スイスもできるはずである。すなわち、高慢な態度を改め、賃金や、日用品、食糧、薬剤、消費財、品、傷害保険その他の保険、家屋や住宅、健康保険、あらゆる輸送など、すべての事物の販売価格を妥当な程度に押さえるという、どんな国でもやっていることである。ここで考慮しなければならないのは、賃金が高ければ生産価格も上がり、賃金や生産コストが低い国に製品を売ることは非常に難しいか、まったく不可能になるということである。この点でスイスが他の国々と歩調を合わせるならば、輸出の可能性も大きくなり、その結果またスイス国内における生産を増やすことができ、そのためにより多くの労働力も必要となり、失業を減らすことにもつながる。しかし決定権を持っている人間の知性は、どうやらそこまでは及ばないようだ。
もう一つの問題は、いかなる理由からであれ、売春を行う人間の堕落である。道徳はその価値を失い、今日ではあらゆる種類の売春によって生活費を稼ぐことは特別のことでもなければ、いわば非難すべきことでもなくなった。テレビ放送や新聞や雑誌でさえ、売春をはじめとする性風俗の広告で溢れている。政府の責任者はこうしたすべての害悪に終止符を打つことに努めようとはせず、小躍りして喜びながら、娼婦や男娼たちから税金を集めているのである。だがこれは驚くには値しない。なぜなら、政府内の不純で堕落した分子自身が、売春を業とする者たちのサービスを個人または集団で利用しているか、あるいはつとに知られているように自らそれに財政的に関与しているからである。同じことは小児愛についてもあてはまる。そこでは一部の僧侶や、あらゆる種類の教育者や、警察官や、スポーツコーチや、あらゆる種類のビジネスマンや、一般市民が個人または集団で行動して、恥知らずで破廉恥で犯罪的なことに、子どもたちに性的暴行を加え、殺してしまうことさえ稀ではない。これは、男女の児童を誘拐して、暴行したあとで残忍にも殺す個々の犯罪者につきるものではない。両親でさえ自分たちの子供を性的にんだり、虐待したりして、ちゃんと養育しないのである。このように育てられた子供たちは最終的には自身が堕落して不良化し、麻薬やアルコールに溺れたり、売春や犯罪に走ったりする。注意深い人が両親による子供の虐待や苛めや性的暴力を警察や官庁に通報したとしても、子供を保護する措置が講じられるのは稀である。原則として警察や官庁は、子供が重体で病院に運ばれるか、行方不明になるか、あるいは殺されない限り介入しない。罪を犯した大人は、人間に関する知識と判断能力に欠ける無能な精神科医が発行する、いわゆる責任不能力に関するいかがわしい証明書によって保護される。そのため子供に暴行を加えたり、虐待したりする人間には不十分な罰しか科せられない。そしてこのようなことが長く、また多く起これば起こるほど、両親は自分たちの子供を殺害したり、殺したり、絞め殺したり、殴り殺したり、刺し殺したり、窒息させたり、溺死させたりするようになる。それらの子供たちが母親になるケースが増えており、この未熟な母親が不安や恥辱から自分の生まれたばかりの子供を殺したり、まるで古い雑巾のように捨て去ることも珍しくないのである。
以下に言わなければならないことは、ある種の男の社会からはおそらく悪意に取られ、したがって私に対して攻撃や非難を招くことになるであろう。それは次のような事実である。子供たちに起きていることは、女性の間でも起きている。女性は虐待され、打ちのめされ、凌辱され、人間のくずのように扱われる。こういうことをする堕落した極悪の男にとって女性は性的な使用物でしかなく、使用後はつばを吐きかけられ、投げ捨てられ、それどころか残酷に殺されるのである。多くの結婚生活で一部の男たちにとって妻は凌辱の対象か、無料の家政婦または給仕女以上のものではなく、欲求のおもむくままにあれこれ命令し、またがり、そして利用することができる。これらの「創造の主」たちは、自分がどれほどの痛みと苦しみを妻に与えているかとんと意に介さない。彼らは妻を安あがりの売春婦、下女、そして奴隷女とみなし、そのようなものとして扱う。こうした厚顔と変節の極みは、人間蔑視と非人間性の権化のようなこれらの男たちが、同類の仲間の間で自分の恥ずべき所業を誇示することである。
このほかに次のような家庭状況もある。機能しない結婚。家庭を築くのに必要な資金もないのに、ただ漫然と結婚するのは馬鹿げたことである。もっと悪いのは、あまりに若くして結婚し、家庭を持つ人間が多いということである。今日、結婚して家庭を持つ人間で、家庭を営んで子供を堅実に教育するのに必要な知識を持っている者は極めて稀である。それにもまして、結婚する者自身が正しい堅実な教育を受け、自分自身の体験と経験を通じて、家庭を築き、結婚生活および家庭を正しく堅実に営む能力を獲得するということは稀である。結婚し、家庭を築き、家庭を営み、子供を教育するなど、求められているあらゆる事柄に必要なすべての前提が体験と経験を通して与えられていないならば、いかなる結婚も家庭生活も挫折するのは必定である。不和、争い、喧嘩、憎しみ、嫉妬、憤り、錯乱が生じるか、場合によっては夫婦の間でなにかといえば殴り合いになるかのいずれかである。その結果、ついに酒に溺れるか、無意味な気晴らしで悲惨なことを忘れようとする。そして最後には、知性を働かせて最終的な離婚の道を歩まなければ、薬物や麻薬の中毒、殺人、撲殺、自殺または精神的な崩壊に行き着く。
途方もなく多くの人間を捕らえている害悪は非常に多い。仲間の思い上がりや見栄も非常に重要な要因である。職業や肩書や金銭のために、または自分たちの社会的地位のために、他の人間に対して思い上がって独善的になる人間が、残念ながらあまりに多い。彼らはその誤まった思考といびつな判断力、そして不遜な態度によって、自分たちの目から見て職業や肩書が低いか、財産が少ないか、教育が乏しいか、社会的地位が低く労働者階級その他の「下層階級」に属していると、仲間を軽蔑する。したがって人間同士の平等ということは全く問題になり得ない。なぜなら、実のところ多くの人間が思い上がり、不遜にも他人に優越していると思い込み、それを他の人間にも感じさせているからである。が、彼らは自分たちが無視され、罵倒され、拒絶され、誠実な友好関係が結べないことを知ると驚くのである。
私がここに書いていることは、悪い未来像として、また自分自身で予測した預言として、すでに1975年にA4サイズの刊行物「インフォメーションレター」に詳しく書いた。これらの預言がこれまで実現し、現在も実現しているように、これからもすべてが預言通りになるであろう。この推移を認識し、それを前もって指摘するために必要なのは理性のみである。事実、未来は現在よりも暗い。それも私が上に取り上げたすべての領域に限られるものではない。だが、この点についてプレヤール人のプターにも発言を求めよう。2004年4月2日、彼はこの問題について幾つかのことを述べた。
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第355回会見記(2004年4月2日金曜日)からの抜粋
ビリー
...冗談はさておき、イラクの状況と、国際テロリズムが今後どうなるかについて何か知っているかね。
プター
残念ながら未来は非常に暗い。その原因はアメリカ合衆国とイスラエルのテロにある。彼らの軍事テロによってすさまじい報復テロが起きているからだ。その中心はイスラム教徒のテロリスト陣営や本来のテロ組織に属する宗教的な狂信者と熱狂者である。さらにこれにあらゆる傾向の便乗者、宗教および教派が加わる。これらの連中も同じように世界中で騒動を引き起こし、多くの死者や破壊を生み出している。それはイスラエルとアメリカ合衆国の軍隊がやっている犯罪行為となんら変わるものではない。アメリカ合衆国とイスラエル、それに本来のテロ組織が行っている軍事テロにより、すでに世界中で危険な無政府状態が現出している。それを防ぐのは、アメリカ人が世界中から母国に撤退し、さらに平和を愛する政府を選ぶことしかない。この点ではイスラエルでも秩序を作り出さなければならない。この国もまた昔から絶えず恐ろしい犯罪を生み出している害悪源だからだ。この国が近い将来平穏になるということは、現在までのところ予見できない。同じことはイラクについても言える。イラクでは随分以前からアメリカ人のせいで内戦や地下戦争が行われている。地下戦争は現在占領軍に向けられているが、近い将来公然と戦われることになるだろう。内戦や地下戦争はテロとして行われ、占領軍の兵士、イギリスやアメリカに近いと見なされたイラク人兵士、さらには観光客やイラクの復興を援助する外国人までがテロ行為によって殺害されるか、テロ攻撃によって何らかの被害を受けている。そのうえこのテロにはイラクにあるイスラム教のさまざまな信仰集団も関与しており、これらの集団も死を賭してテロ攻撃を行っている。その責任は占領軍にある。なぜならば、占領軍は戦争によってこれらテロの可能性を生み出したからである。それというのもブッシュ・ジュニアとブレアの両大元帥と、その追随者や賛同者は、あまりに愚かで教養がないために、自分たちの行為の結末を予想出来なかったからだ。トニー・ブレア、ジョージ W. ブッシュ、アリエル・シャロン、ヤセル ・アラファトはかなり以前から、そして現在も地球上で最も危険な分子である。彼らは現代という時代に破滅の種を撒いたが、これからも撒き続けるだろう。彼らを制止し、国民の力でその役職から引きずり降ろし、その犯罪に対して厳しく責任を追求しない限りは。地球上のさまざまな国にはなおも多くの暴君がおり、彼らもまた役職を解かれて、良い政府に取って代わられるべきであることは言うまでもない。私が言いたいのはこういうことだ。つまり、君の祖国スイスでも、一部の政府権力者によって国民は騙されている。連中は国と国民を裏切って欧州連合の独裁制に高く売り付けようとしているのだ。もしこの売り渡しが成功したなら、スイスとその国民にとって悪い事態が予想される。スイスは今なお平穏と自由が支配する貴重な孤高の島であり、平和の源であるが、EU加盟によって国と国民に対して裏切りが行われれば、それも失われる。このことはシェンゲン協定を考えなしに受け入れたことによって予告され、やがて現実となるだろう。が、元の世界情勢の話に戻ろう。世界中であらゆる傾向のテロが増えるであろう。教派も拡大し、教派の狂気に駆られて極めて多くの殺人や自殺を招くだろう。大国による戦争行為や内戦、流血のゲリラ闘争や革命闘争の脅威はこれからも続く。企業や企業グループや世界経済に関してはこれからも乱脈経営やとんでもない出鱈目が行われる。それは経営や投資、したがってまた借金についてだけでなく、守銭奴や罪ある経営者や管理委員会や国家権力者による企業や企業グループや世界経済の搾取についても言える。こうした連中の犠牲になるのは、強欲ではない正直な人間である。なぜなら、これらの人々が罪ある者たちの責任を取るはめになるからだ。ついでに言うと、家庭生活に関しても今後すべてが悪化するだろう。と言うのは結婚はこれまでよりも不安定なものになるからである。そのため動揺や嫉妬の結果、多くの殺人が起きたり、さらには一家皆殺しにされたりする。この場合、精神科医に罪があるのは珍しくない。彼らは思い上がりや人間心理に対する無理解のために、危険にさらされた人間を判定することができない。その結果、君も一度言ったように、これらの人間は人類に解き放たれ、隔離されることなく、人類に対して致命的な災厄をなしている。さらに言っておくと、法律の運用は極めていい加減で、あまりにゆるやかな刑罰が言い渡され、執行されている。その結果、あらゆる分野の犯罪がますます増えて広がっている。多くの犯罪行為、たとえば飲酒が原因の犯罪行為は、たとえ殺人を犯した場合でも、些細なことと見なされ、微罪として扱われる。だが、人間を殺すことはいかなる場合も反論の余地なく殺人であり、そのようなものとして厳正に罰せられねばならない。改善の余地のない犯罪者について言えば、彼らは生涯社会から追放され、隔離されなければならない。このことは女を強姦した者や、児童を性的に虐待する卑劣漢に当てはまる。自分たちの子供を虐待したり、殴ったり、きちんと養育せず、無視し、さらには不良化させる両親も、厳しく罰せられなければならない。妻を殴る夫、夫を殴る妻も同様である。
ビリー
法律の運用は非常にいい加減で、今日の人間の軟弱化に完全に対応している。そのため多くの刑罰も執行猶予付きでしか言い渡されない。これは私の考えでは間違っている。どんな犯罪も処罰されるべきであり、実際の罰こそ相応しいと言える。執行猶予が付いたら罰ではない。そもそも犯罪行為とは処罰に値する行為という意味であるが、誰もそのことに思い至らない。ただし犯罪行為と違反行為との間に違いを認めることはできる。犯罪行為は必ず厳罰に処するべきだが、違反行為に対しては条件付で罰を言い渡すことができる。ただし違反が繰り返されたら、最悪の場合は犯罪行為として罰せられるか、相応の罰金が科せられねばならない。このことを私はノコデミオンのメモリーバンクから学んだ。
プター
実際、その通りであるべきだ。
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第225回会見記(1988年12月31日土曜日)からの抜粋
クウェッツァル
私の考えは最高法院の見解と一致している。最高法院の助言は、その時点は早くて千年紀の変わり目であろうというものだ。それまでは公に漏らすべきではない。それを公に広めていいのは2003年1月1日以降だ。それは君が地球上の各国政府に声明を出すべき時点でもある。世界中で直ちに政治的に平和の道を切り開いて進もうとしないならば、第三次世界大戦の脅威が迫るであろうと警告するのだ。その場合、この大きな脅威はとりわけアメリカ、イスラエル、イラクおよびパレスチナから起こることを指摘すべきだ。なかでもアメリカは最大の害悪となるだろう。アメリカは世界中のすべての国で軍事的、経済的に地歩を占めようとするが、それによって特にイスラム世界に強大なテロ組織が生まれる原因を作り出すのだ。これらのテロ組織は世界中で死と恐怖、驚愕と滅亡を広め、とりわけアメリカを標的にするが、他の多くの国々もテロの対象となるだろう。だがこの邪悪なゲームにはイスラエルとパレスチナ、それにイラクも加わるだろう。が、これらすべての害悪に対して最も罪のあるのは、すでに以前にも言ったように、戦争を挑発し遂行する首謀者、すなわちジョージ W. ブッシュ、ヤセル ・アラファト、サダム・フセイン、アリエル・シャロンであろう。だが、新しい千年紀に入ってすべてが好転しないならば、エノクの預言によると、2006年に第三次世界大戦は避けられず、地球人類の3分の2が命を失うであろう。その理由は、生物兵器、化学兵器、核兵器、放射線兵器などの大量破壊兵器が使用されるからである。その結果、地球とその人類はかつて例をみたことのない、そしてこれからも決して見ることのない破局に見舞われるであろう。理性が勝利するとしたならば、それは地球人が理性を働かせてすべての無責任な国家権力者とその追随者や賛同者を役職から追放し、自分たちの指導的な地位をひたすら人類の安寧のために、したがって真の平和と本当の自由のために利用する、責任感ある人間に置き換える場合である。不遜な国家権力者の体質を持った無責任で犯罪的な分子と、戦争とテロを求めて叫ぶそれらの追随者は、直ちに国民によって解任されなければならない。とりわけ近い将来、私がすでに挙げたアメリカ、イスラエル、イラクの権力者で、人間の命をことごとく蔑視する無責任な連中が、致命的で破壊的な狂気に耽るときに。もちろん、権力を濫用している他の多くの国家権力者も挙げなければなるまいが、あらゆる害悪の真の首謀者はアメリカ合衆国、イスラエル、パレスチナおよびイラクの権力者とその追随者なのである。
ビリー
未来の見通しは暗いが、然るべきときに自分の仕事をするつもりだ。2003年1月に始めよう。何人かの理性ある人間が教化されるのは間違いないが、大方の鈍感な人間や、世界の無責任な権力者たちは、そうではあるまい。だから私は警告や啓蒙はすべて無意味だと思う。たった一人の人間の言うことを誰が聞こうとするだろうか。私はこれまでと同じく一人荒野に呼ばわる者であろう。ごくわずかな者だけがその声を意識的に聞き取り、助言に従うのだ。だがたとえそうであっても声を上げ、まさに叫ばなければならないことはすべて世界に向かって叫ぶ必要がある。ずる賢い連中は例によって愚かにも、そうした発言や表明や説明は、いつも何か災厄が迫ったときにしか行われず、それ以外のときは黙っている、などと声高に非難する。しかしそれは全く根拠のない馬鹿げた言い草である。なぜならば、本当はそれについて常に繰り返し語られているからだ。それも大昔から。
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第225回会見記(1988年12月31日土曜日)からの抜粋
ビリー
しかしまた戦争を遂行するアメリカ人は、世界中のいろいろな国でも人を殺した。アメリカは不遜にもそれらの国々に、まるで世界警察でもあるかのように介入し、そうして困窮と苦悩、悲惨と破壊の種をまいた。私の見るところ、アメリカ人は全く無責任にも同じことをし続けるだろう。その目的は、世界とそのすべての資源をせしめることだ。そのためにはどれだけ多くの人間が殺されようと、どれほどすさまじい破壊が行われようと全く構わない。だがここで言っておくが、私がアメリカやアメリカ人について語るとき念頭に置いているのは、ひとえに犯罪的で完全に無責任な統治者とその助言者、政府および国民の同調者と命令を遂行する機関、そして世界と人間に死や滅亡や破壊、苦悩や苦痛や悲惨をもたらす勢力である。つまり私はアメリカという素晴らしい国のことを言っているのではないのだ。とりわけ、戦争を始めたり命令したりするアメリカ人や、彼らに惑わされ進んで意のままになる無責任な殺人的、狂信的な道具として死と滅亡と破壊をもたらす連中に同調することのないアメリカ人のことを言っているのではない。
クウェッツァル
君がアメリカは同じことをやり続けるし、またできると言うのは正しい。なぜなら、世界中の国の国民や責任者はアメリカが世界支配の欲望を抱いていることを認識しないか、あるいは単に認識しようとはしないからだ。それはしばしば不安と臆病のなせるわざである。彼らはアメリカが、いざというときに自分たちを助けてくれる強力なパートナーであることを望んでいるのだ。こうして国という国、国民という国民が次々とアメリカに身売りしていく。それによってアメリカは、その世界支配計画をとどまることなく容易に実現できるのである。
ビリー
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世界大戦 − 世界劫火
第三次世界劫火については昔から語られてきた。これについて一度言っておかなければならないのは、本当の第三次世界大戦と並んで、人口過剰という意味での世界劫火、あるいはますます広がる経済的、政治的な崩壊とそれに伴うあらゆる金融、企業および企業グループの破綻という意味での世界大戦もあり得るということである。このほかにも世界的な失業、犯行と犯罪、溢れんばかりに増え続ける売春、小児性愛や凌辱、殺人や殴殺、戦争とテロ、結婚や家庭の崩壊、経営者や管理委員会、その他多くの人間の金銭欲、憎悪、薬物中毒やアルコール中毒、復讐欲や報復欲、人種差別や教派の狂気、宗教的および政治的な狂信主義や急進主義、同胞、動物および植物、その他すべての生命体に対する無関心、自然や大気や水域の破壊、魚類や動物やその他の生命体の絶滅など、害悪を数え挙げようとしたらきりがない。
ビリー
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